FXはレバレッジをかけられる通貨の取引

FXの取引の対象は通貨の動きです。実際に通貨の取引をしていると言うよりも、通貨の動きを対象としていると考えた方が良いでしょう。為替レートが上昇するか、それとも下落するかのどちらかにかけると考えれば分かりやすいです。ニュースなどでドル円レートが報じられることがありますが、その途中で変化することもあります。

為替レートは常に取引が行われていて、常に変動していると言えるでしょう。しかし、その変動は非常に小さいと言えるでしょう。例えば、1ドルが112円50銭から112円52銭に変化すると行ったように、銭単位で変化しているのです。この小さい動きに対して投資を行っていると、予想が当たったとしてもたいした利益にはならないでしょう。

そのために、レバレッジをかけることが利益には重要です。FXで大きな利益を得られる理由は、レバレッジをかけることができるからだと言えるでしょう。レバレッジとは、分かりやすく言うと借金です。例えば、ドルが上昇すると予想した場合に、手持ちの日本円でドルを買っているだけでは大きな利益を期待することはできないでしょう。

この場合に、円を借りてきてドルを大量に買えば、予想が当たってドルが上昇すれば大きな利益を得られます。買ったドルを売った円で返済をすることになります。レバレッジをかけることによってFXでは大きな利益を期待することができるのですが、予想が外れた場合には損失も大きくなるという点には注意しなければなりません。