FXでは窓開けと窓埋めがある

FXをしている人の多くが、月曜日の朝に一度チャートを開いて値動きを確認します。この時は金曜日の終値よりも大幅な値動きが見られる現象を窓開けといいます。毎回窓開けが起こるわけではありませんが、金曜日のポジションを月曜日まで引きずると損得の確率は2分の1になり、FXがギャンブル性の高い投資になってしまいます。東京やニューヨーク、ロンドンなどでは為替市場の休みは土日です。

しかしイスラム教を信仰する国では、金曜日が休みになるので、バーレン市場では土日も値動きが起こっています。土日に世界を驚かせるニュースがあると、窓開けの可能性が高いです。世界に影響を与えるニュースには地震や選挙、テロなどがあります。またFX会社によって取引を始める時間が少し違うので、同じ国の中でも窓開けを経験するトレーダーとそうでないトレーダーがいます。

基本的に午前6時から取引開始ですが、中には午前4時の会社があり、この2時間で値動きすれば、午前6時にチャートを見たトレーダーは窓開けになります。窓開けが起きてから金曜日の終値にレートが戻るのを窓埋めと読みます。一度開いた窓は埋まりやすいです。金曜日のポジションを持ち越しただけで窓開けによって利益が出れば、それを確定するためにチャートの動きも決まってきます。

窓埋めまでは時間が一定ではなく、窓開けから1時間で埋まることもあります。ただし窓埋めがなく一方的に値動きすることもあるので、窓は埋まると最初から決め付けるのは良くありません。掛売りの決済のことならこちら

Filed under: 掛売り, 決済, 金融Tagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website