FXは元手に対し最大25倍の取引が可能

FXとは外国為替証拠金取引という金融商品の名称です。取引に際して、証拠金と呼ばれるお金を金融商品取引業者に一旦預け、それを担保のようにして外国通貨等を売買する金額枠を取得します。実際にお金を借りて振り込んでもらうわけではありませんが、あたかもお金を借りたような効果があるのです。預けた証拠金の金額と同じ売買金額枠が得られるだけであればほとんど意味はありませんが、預けたお金の最大25倍までの金額枠を取得できることがこのFX取引の最大の特徴と言われています。

例えば、10万円の証拠金を預けた場合、最大でその25倍である250万円の外国為替取引が可能になるということです。そして、その250万円で業者で取扱いのある任意の外国通貨を購入(売却)し、為替レートの変動により為替差益を得られるタイミングでの売却(購入)を狙います。250万円で購入した外国通貨が10%の為替差益を生めば利益額は25万円です。売却と購入でワンセットになった時点で差益である25万円を精算して受取り、預けてあった10万円も返してもらいます。

結果的に、為替レートが10%変動したことで、自分の元手(証拠金として預けた10万円)が3.5倍に増えたことになるのです。もちろん、FX取引を行う時に必ず25倍のレバレッジを掛ける必要はありませんし、むしろ倍率を上げることによるリスクもあります。為替差損になる場合は大きいレバレッジを掛けていると元本以上の損失が発生する可能性があることをよく理解して取引に参加すべきでしょう。

Filed under: 与信, 決済, 金融Tagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website