FXの特徴について説明します

FXとはForeigneXchangeの略で、外国為替のことです。ただし、一般には、FXとは外国為替証拠金取引のことを指します。一体何のことなのか、分かりやすく説明しましょう。まず、外国為替はおそらく多くの人が知っているでしょう。

ニュースなどで、1ドルは○○円、1ユーロは△△円、のように言っているのが外国為替の相場です。ドル、ユーロ、円といった各国の通貨の価値は、一定しているわけではなくて常に変動しています。この変動を利用することで差益を得るチャンスがあります。例えば、1ドル100円のときに100万円をドルに交換したとします。

すると、1万ドルになります。この1万ドルを、後日1ドルが110円になったときに日本円に戻します、すると110万円になります。差し引き10万円が利益となります。これが外国為替を利用した投資です。

これでFXのうち外国為替のことは分かったとして、では証拠金取引とはなんでしょうか。上のように、外国為替取引をしようと思えば、普通は、相当な額の日本円を用意する必要があります。これを、少ない額でも取引可能なようにしたのが証拠金取引です。証拠金取引では、倍率を設定します。

例えば10倍です。すると、資金の10倍までの円をドルに換えて運用することができるのです。上の例でいえば、100万円ではなく10万円あれば、バーチャルに100万円分のドル、つまり1万ドルを運用できます。1ドル110円のときに円に戻すと同じく110万となり、バーチャルの100万円を差し引いた10万円がそのまま自分の利益になります。

つまり、小資本で大きな運用ができるのです。