FX取引の魅力の一つが、月曜から金曜日まで毎日ほぼ24時間取引できるということです。ほぼ一日中マーケットが開いていますので、やる気があればいつでも利益を上げることができるように感じてしまいます。しかし、そこには利益を上げるチャンスと同時に損失を出すリスクも存在しているのです。FX相場で利益を上げるためには、トレンドを見つけ、それにのることが重要であると言われます。
利ザヤを取ることが目的ですから、相場が動くトレンドを見つける必要があるのです。逆に言うと、トレンドレスの時には、相場はあまり動かず利ザヤをとれるチャンスもほとんどないのです。一般的には、トレンドが発生している時がおよそ30%前後で、トレンドレスの時がおよそ70%前後であると言われています。つまり、利益が狙えるトレンドというのは、マーケットが24時間オープンしていても30%くらいの時間帯しかないということなのです。
これ以外の約70%の時間帯については、いわゆるボックス相場を形成していることがほとんどで、利益を上げるには非常に難しい時間帯であるのです。昔から休むも相場といわれていますが、これは大変重要な言葉です。FX取引では、トレンドが発生するまで待つことが重要であり、利益を上げやすい状況にするには、トレンドの発生を見つけてエントリーすることが効率的なのです。従って、一つのトレンドが終わり、次のトレンドが発生するまでは休むも相場と考えるのが賢い投資家なのです。
No comment yet, add your voice below!